前提条件としてアジングにプロはいません。が、仮に「プロ」と呼べる人間を定義するのであれば「アジング関連でお金をもらっている人」でありつつ「それ相応の実力がある人」でしょうか?
一応言っておくと、僕はアジングでお金をもらってはいますが、実力は残念ながらさほどありません。あくまで元釣り雑誌社勤務というだけで要するに知識だけです。なのでプロと自称することはありません。……どこぞのプロ集団(笑)と違って。
真の実力はやはり釣果によってのみ表されます。
では、その前提条件でプロを定義するとして、プロの中でも注目すべきアジンガーは誰なのでしょう? タヌキ視点で答えていきます。
- 家邊克己 ― アジング界の“伝道師”&軽量技の開発者
- 藤原真一郎 ― “アジング王”競技制覇の理論派
- りんたこ(岩崎林太郎) ― エンタメ&実釣スタイルで人気急上昇のYouTuber
- 丹羽喜嗣 ― 瀬戸内発、フカセ理論をルアーに応用する感性派
- ピン子(P!NKO) ― 博多湾発、“クイック&スロー”戦略
- 本岡利將 ― テクニカル&個性派の“感度バカ”代表
- 有馬義昭 ― 北九州を拠点にするライトSWゲーマー兼フィールドテスター
- 萩原トオル ― テトラワークスの“アジおじさん”、親切丁寧な基礎&応用指南役
- 矢野(あおむし)― 超人気アジングYoutuberにして累計3万匹を釣り上げた最強の実力派
- まとめ あなたのベストアジンガーは?
家邊克己 ― アジング界の“伝道師”&軽量技の開発者

京都で釣りを始めてから40年以上の経験を誇り、34(THIRTYFOUR)の代表としてアジング用品の開発にも関与しているアジングの伝道師。この人知らずしてアジングを語れないといえるほどの大物です。
初心者向けの「基礎講座」はかなりわかりやすく、僕もよく参考にしています。
常夜灯下のプランクトンパターンから豆アジ特化、尺アジを狙う方法など技術力は誰もが舌を巻くレベル。理論と道具の側面からもアジングを牽引する存在です。

タヌキが最もあこがれているアジンガーは誰かといえば彼を推しますね。説明もわかりやすいし、頼れるナイスミドルです。
藤原真一郎 ― “アジング王”競技制覇の理論派

2018年の「アジング王BATTLE」で圧巻の釣果で二代目王者に輝いた天才。
明るい人柄ながら、冷静かつ発想力のある理論派で、“Fシステム”と呼ばれる遠投戦術を編み出した人です。僕もFシステムはよく使わせてもらってます!
がまかつ製ジグ単ロッドや、エステル・フロロ・PEを場面で使い分けるタックル選択も評価されており、競技者・研究者との両面を兼ね備えたアジンガーです。
りんたこ(岩崎林太郎) ― エンタメ&実釣スタイルで人気急上昇のYouTuber

YouTubeチャンネル「りんたこ / Angler Rintaco」は登録者109 Kを超え、動画は実釣中心ながら細やかなテクニック解説も◎。
デイアジングの攻略法や満月時の奥義など、ライトゲーム初心者から上級者まで楽しめる実用コンテンツが豊富 。
ちなみに嫁さんは秋丸美帆ことみっぴ。ご存じの方も多いかと思いますが超絶美人です。本人もイケメン顔だし超絶リア充釣りカップルです。リア充爆発教信者のタヌキとしては、血の涙を隠せません。
末永く爆発しろ。
丹羽喜嗣 ― 瀬戸内発、フカセ理論をルアーに応用する感性派

SHIMANO契約フィールドテスターとして活躍し、YouTubeやフィッシングショーでの講演では、「アジング上達への道」など、アングラーの成長を意識した理論解説が好評。
またオンラインサロン「丹羽喜嗣のミリオンアジング」では、参加者と情報交換しながらノウハウを磨く双方向型活動も展開。
魚の行動と地形・潮の関係を深く理解した「理論と現場の融合者」です。
ピン子(P!NKO) ― 博多湾発、“クイック&スロー”戦略

福岡のライトゲームを中心に活動するプロアジンガー。AquaWaveやOLYMPICといったメーカーのフィールドテスターも務めているピンクワームを愛する男。
時短・都市部アジングにも精通し、玄界島など近郊の離島での効率的な釣り方を「クイック&スロー」の2本軸で伝授。近年だと豆アジ特化のオリジナルワーム「アジピンピン」は衝撃的でした。
YouTubeでは軽快なトークと実釣指向の動画を配信しています。
あとXでたまに投稿するラーメン回りの写真飯テロすぎる。
本岡利將 ― テクニカル&個性派の“感度バカ”代表

ClearBlue代表であり、17年以上のアジング歴を持つ探究心の塊のようなアジングマニア。
ベイトタックルやショートスプリットショットリグなどの新たなアプローチで、全国各地で尺アジを釣りまくる。
他にもハードルアーアジングなど、常に新たな釣法を開拓し、感度重視の“感度バカ”。
有馬義昭 ― 北九州を拠点にするライトSWゲーマー兼フィールドテスター

ClearBlueからはもう一人。福岡・北九州をホームフィールドとし、アジング歴20年以上のベテランの有馬義昭。
ClearBlueのフィールドテスターとして、湾奥や激流ポイントなど幅広い環境で実績多数。コラムでは「ジグヘッドの重さとラインの太さ」など数々のテーマを議論している実力派。
地元北九州で定期的に開催している鯵馬塾も人気です。

タヌキもたまに鯵馬塾に顔を出します。また行きたいなぁ……。
萩原トオル ― テトラワークスの“アジおじさん”、親切丁寧な基礎&応用指南役

テトラワークス(DUO)ブランド責任者兼ドラッグメタル担当として、全国各地を舞台に年間200日以上釣行するようなすげぇ人。
Instagramでは「ロッドテストも兼ねたバチコン×アジング釣行」や、「春のアミパターン攻略」など、多彩な実釣報告が魅力。
ルアマガプラスではビギナー向けアジング講座を提供し、ポイントの昼間確認、ジグヘッドの選び方(0.5~1gの底取れる軽量)、ロッドやライン選びの工夫を端的に解説。
親しみやすい「アジおじさん」キャラで、初心者~中級者を含む幅広い層から支持される指南役です。
矢野(あおむし)― 超人気アジングYoutuberにして累計3万匹を釣り上げた最強の実力派

アジングで累計30,000匹以上を釣り上げた実績を持つ、愛媛県在住のベテランアングラーです。
2013年夏から国内最古の針メーカー「土肥富(どひとみ)」のフィールドテスターを務め、レンジクロスヘッドやフロードライブヘッドなど数々の人気ジグヘッドの設計・テストに携わっています。
YouTubeチャンネル「矢野のアジングch」では、初心者にもわかりやすい釣法解説やタックル紹介を発信し、登録者2万人超の人気を誇ります。
まとめ あなたのベストアジンガーは?
いかがでしたか?
今回は8名のアジンガーをご紹介しました。が、紹介しきれなかったもっと多くの素晴らしいアジンガーが何人もいます。
この機会にぜひあなたのベストアジンガーも教えて欲しいです。コメントなどで教えてくださいね。
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