【徹底解説】アジングで釣れる外道10選! アジをピンポイントで狙うテクニックも!

雑談・考察

外道に笑わば、外道に落ちる。この世にアジを極めしものは、外道もまた知るべし。

外道が掛かってもアジングは楽しいものですが、やはりアジングと銘打つならアジを釣りたいもの。しかし悲しいかな、アジは釣れないのに外道は釣れるということはよくあることです。

そこで、かつて自称外道ハンターと名乗っていたタヌキが、アジングで釣れる外道と対策をご紹介します。

アジングで釣れる他の魚

メバル レア度:☆

メバル

アジングで最もよく釣れる外道と言えば、メバルでしょう。メバリングという非常に似た釣りもあるため、釣れるのはもはや仕方ないでしょう。いっそメバルが釣れたときだけメバリングだったということにしてしまいましょう。

メバルもアジと同じエサを捕食するため、当然アジングワームに反応してきます。メバルは根魚なので、アジよりも底付近にいることが多いですが、底から表層に向けて食いあげてくるため、浅場だと表層でも食います。

主に冬や春に現れる外道で、煮つけにするとおいしいですよ。

シーバス レア度:☆☆☆☆

シーバス

シーバスもアジングで釣れる可能性のある魚です。シーバスは回遊魚の上成長するとアジよりはるかに大きくなるため、常に釣れるわけではありませんが、セイゴと呼ばれる小型はたまに来ます。

引きはアジよりも強いので、シーバスの回遊が多い地域では、念のためPEを用意しておきたいです。

サバ レア度:☆☆

サバ

アジと同じ回遊魚であるサバもアジングでよく釣れる魚です。

釣れた時にブルブルと高速振動するため、通称「携帯バイブ」と勝手に呼んでいます。結構弱りやすいのでリリースするときは早めに返してあげましょう。

ハゼ レア度:☆☆☆☆

ハゼ

川近くの汽水域で主に釣れるハゼ。ハゼをアジングタックルなどで狙う「ハゼング」という釣り方もあり、天ぷらをはじめとしたおいしい食べ方も多い魚です。

主に秋に来る外道ですが、冬も場所によっては釣れることがあります。

毒に注意! 釣れたら注意すべき外道

カサゴ レア度:☆☆☆

カサゴ

カサゴもアジングでよく釣れる魚です。カサゴは根魚の中でも特に貪欲な魚で、アジングワームにも積極的にアタックしてきます。

カサゴは背びれ毒を持っているとされています。一般的なカサゴなら毒を持っていない説もあるほど弱いですが、ミノカサゴなど種類によっては非常に強い毒性を持ち、死亡例もあるほどなのでお気を付けを。

オニオコゼ レア度:☆☆☆☆☆☆

オニオコゼ

主に海底の砂底に生息しています。体色は茶褐色や暗褐色で、見た目はゴツゴツとした岩のような魚です。背びれに非常に強い毒を持っています。

応急処置としてはオニオコゼの毒は熱に弱いことから、刺された部分をお湯につけると痛みが和らぎます。毒の成分は不安定なので温めると急速に分解しますので、火傷をしない程度のお湯(45度ぐらい)に30分程浸けておくといいでしょう。そして、なるべく早めに病院へ行きましょう。

フグ レア度:☆☆☆

フグ

釣り人みんなの嫌われものであるフグ。アジングの場合、別の意味でトラウマを持っている人が多いのではないでしょうか? 僕もその一人です。

毒自体は食べなければ問題ありませんし、どのみち調理するにしても免許が必要なためリリースすればまったく問題ないのですが、ワームは食いちぎるわ、ハリもぶち折るわ、まさに海の破壊神といえるでしょう。

意外過ぎ!? こんな魚まで釣れる!

ツツイカ・コウイカ レア度:☆☆☆☆☆

コウイカ

基本的にはエギを使って狙うイカも、アジングワームに食いつくことがあります。来るのはツツイカや大きくてもコウイカ。12月くらいからたまにワームにヒットしてきます。

やわらかいアタリが特徴なので、僕ほどの外道ハンターともなれば、なんとなくで「あ、イカ系だ」とわかるようになります。

ヒラメ レア度:☆☆☆☆☆☆☆☆

ヒラメ

かなり珍しいことですが、ヒラメもアジングで釣れることがあります。ヒラメ狙いのエサとしてイソメを使うこともあるため、小型なら食いつくこともあるというわけです。

ただ、小型といっても引きも重さもアジよりは上ですので、エステルや極細PEだとラインブレイクの可能性は非常に高くなります。こんな時のためにもタモは用意しておきたいですね。(僕はこの日、忘れて0.25号のエステルラインを信じて気合でブッコ抜きました

グレ(クロ) レア度:MAX

グレ

私が歴代で釣った外道で、一番驚いた魚はグレ。基本的に磯釣りで狙う魚なのでいろんな条件がそろわないと食いつくことはないでしょう。

まぁ、対策なんてないですね。そもそも狙ってワームで釣るやつなんていませんよ。

アジングで他の魚を狙わないためのコツ

アジングでアジ以外の魚を釣ってしまうことは、決して悪いことではありません。仕方ないケースもあります。しかしできればアジを狙いたいのが、アジンガーの性でしょう。

ではアジングで他の魚をできるだけ狙わないためのコツをいくつかご紹介します。

狙うレンジを変える

アジの群れは大きな集団を形成していることが多く、別の魚の群れに交じるケースは比較的少ないです。そのため、狙いの魚以外を狙うなら、まずはタナを変えることが重要です。

メバルやシーバスが連発するような状況なら、狙うタナを変えたり、別の場所にキャストするといいでしょう。

また、アジのタナが外道のタナより低い場合は、積極的に重めのジグヘッドやタングステンを使い、フリーフォールで一気にアジのタナまで落としてみましょう。

ワームの種類を変える

ポピュラーな対策として挙げられるのは、ワームを変えてみること。例えば、シーバスが来るなら小魚系を避けてみるとか、イソメ系のワームを避けるなど。

確実に避けられる対策とは言えませんが、シーバス相手ならかなり効果的。シーバスは偏食性が高い魚なので、エサが変わると一気に興味をなくす傾向があるからです。

カラーを変えるのも有効です。プランクトンを食べているといっても、プランクトンにもいろんな種類があります。カラーや透明度を変えることで、アジの好みに合わせることができるかもしれません。

リトリーブスピードを変える

アジは小型魚の中では泳ぎが早い魚です。メバルやカサゴなどはアジに比べれば泳ぎは遅く、ゆっくりとしたアクションに反応します。

なので、アクションを早めにすれば、食いつかなくなることがあり、アジだけを狙い撃ちできる可能性があります。もちろん限度はありますが。

特にフグは泳ぎがヘッタくそなので、フグに何度も噛まれるということは、アクションが遅すぎるのかもしれません。

ポイントを変える

アジは回遊魚なので、場所によって釣果が大きく変わることがあります。ラン&ガンで他の魚が釣れるポイントを避け、アジが回遊しているポイントを探してみましょう。

まとめ 外道だからといってもリスペクトを忘れず。食べないならリリースしよう!

アジングは、アジ以外にもさまざまな魚が釣れる可能性のある奥深い釣りです。今回紹介したポイントを参考に、ぜひ色々な魚を狙ってみてください。

また、絶対に外道だからと言って陸に捨てるような下種な行為をしないでください。人道的にあり得ないということもありますが、釣り場が閉鎖される原因ですし、オコゼのような魚だと取り返しのつかない状況が生まれる可能性もあります。

外道もリスペクトして、楽しくアジングを行いましょう。

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