本サイトがなんとこの記事で
100本を達成いたしました!(※小説含む)
「アジンガーのたまりば」は、基本的にアジングに関するネタのみを取り扱い、どんな釣りでも共通するネタであっても、アジングという釣りに焦点をおいて解説するように努めてまいりました。
それでも、ぶっちゃけ100記事超えないんじゃないかな~と考えてました。
まぁそりゃそうです。ほぼ釣り方の解説ばっかりなのに、アジング限定で100記事も案がでるとは思ってませんでしたから。
ですが、アジングという釣りがそれほど奥深いという証明でもあると思います。
では、今回は100記事突破記念として、「なぜ”アジンガーのたまりば”が生まれたのか?」そのお話をしようと思います。
釣り雑誌社時代に感じた違和感 教科書通りの時代はもう終わり?
時代は、釣り雑誌社時代に戻ります。当時の僕の主な作業は、いわゆる企業勢のブログページの作成です。
「その会社が以前出した書籍のネタを、ほぼそのまま貼り付ける」「自分の執筆記事をいくつか出す」という内容でしたが、作業員一名とかいう、ぶっちゃけ頭おかしい体制でやってました。
それでも毎日ちゃんと記事あげてましたからね。まぁコピー記事で水増しするしかなかったですから、正直当時の読者の方には申し訳なかったなーと思ってます。どうしても同じような記事ばかりになっちゃいますしね。
そんな中、上司の一人がこんなことを言ったんです。
「AIに書かせりゃいいじゃん」
僕はこの言葉に、強い違和感を感じていました。「いや、企業勢なのにAI任せってプライドないんか」って話ではなく、それよりも”何かズレている”ような感覚です。
高い権威性と核心に心撃たれた「34 家邊克己」
その違和感の正体に気付いたのは、それから数か月後。僕が仕事抜きでアジングをもっとうまくなりたい、と思って34主催のアジングセミナーに参加したときのこと。
そしたらもう「目から鱗とはこのことか」でしたよ。
「アジングの伝道師」を体現する家邉克己さんの説明のわかりやすさ。その結論に至った理屈と技術。豊富な経験量。どれを取っても最高ランクでしたから。
残念ながら釣り雑誌社には、ぜんぜん釣りに行っていないという人も大勢います。そりゃそうです。もし釣れるならとっくの昔にテスターや釣り具開発に関わってますから。
そんな人がどうやって釣りの文章を書くかと言えば、その辺の書籍並べてパクってきたら、少し変更加えて、はい完了。
その程度ならやったことのない釣りだって、いくらでも書けます。それならAIにもできますよ。
でも、それってなんの権威性……要するに経験や理屈を持ち合わせていないんですね。その程度なら、「Honda釣り倶楽部」のようなすでにファンを多く抱えているサイトとは勝負にもならないんです。このサイトかなりわかりやすいから忘れがちですけど、あの人たちの本業、車メーカーですからね。
家邊さんのセミナーに参加してからは、自分のやってる作業はもちろん、コピーしている記事の内容すらゴミとしか思えなかったですよ。命令されるから当然やるけど、その釣りやったことのない人が書く文章ですから、平均的な内容ばっかり。それだと権威性を感じさせる文章なんて、ほとんどないんですよね。
初期案は「アジンガーのひとりごと」だった!?
さて、そんな企業がどうなるかといえば、末路は決まってます。倒産です。まぁ、正直素人目でも倒産の末路は見えてたので、水面下で準備してました。
それがこの「アジンガーのたまりば」……ではなく「アジンガーのひとりごと」でした。
まぁアニメ好きならどこからインスパイアされたかはわかりますかね。そう「薬屋のひとりごと」です。だって面白かったんですものw。
まぁ、初期案「アジンガーのひとりごと」プロジェクトは、アジンガーとしての権威性を持たせるという意味でつけてましたが、それでもまだ違和感がありました。
「権威性とはなんぞや」ってことですね。
ぶっちゃけ釣りにおいての権威性って一つしかありません。「釣果」です。これ以上もクソもありません。釣れたか釣れてないか。家邊さんも釣れたからあれだけ堂々と語れるんですから。
ただ、それで語るなら、ぶっちゃけ読者のほとんどが「アジを釣ったことのある人」ということにもなります。アジングを語るブログというコンセプト上、どうしてもある程度アジングを知る人が来るはず。もしかしたら、僕より釣っている人がいるかもしれません。
ここで、タヌキの頭に一つの格言が生まれました。
百文は一釣に劣る
どんだけ教科書通りの内容を語ろうが、結局は釣ったもん勝ちの世界。これが釣りの世界です。
「だったら、みんなが主役やん!」
そう、このブログは僕が主役ではないんです。語るのは確かに僕ですが、主役はあなたたちアジンガーです。
僕がアジングを語るブログであってはならず、アジンガーたちが集まる場所であれ。そんな思いから「アジンガーのたまりば」とプロジェクト名が変更されたわけです。
「AIに勝つ文章とは?」を教えてくれた「さいとうなおき」
では、具体的にAIよりわかりやすく、権威性を感じさせる文章を作るにはどうすればいいか? アジンガーのたまりばを作るといっても、集めるだけの力は必要になります。
ここで僕に影響を与えたのは、ポケモンカードなどのイラストを手掛ける「さいとうなおき」先生の動画です。
僕もイラストをよく描くので、このチャンネルはよく見ていたのですが、家邊さんと同じように権威性とわかりやすさを兼ね備えた語り方だったんですよね。正直この人にブログ書かせたら、AIだよりのブログなんて絶対勝てないですよ。
じゃあ、どうやったら僕がそういう文章を書けるのか?
ということで分析しました。結果見た目のわかりやすさと、読み疲れないユーモアが大事ということがわかりました。ようするに基本が大事というわけですね。
権威性、見た目のわかりやすさ、ユーモア。この三つはAIではまず間違いなくマネできません。AIに釣りはできませんし、図解のわかりやすさも今はまだ無理です。ユーモアなんて一生無理です。これがAIにない人間の魅力だとわかりました。
釣りをよりわかりやすくを教えてくれた「釣りって、学べる」
では、図解のわかりやすさは誰が参考になるのか。そんなチャンネルとなると「釣りって、学べる」が一番わかりやすいと思いました。
語り口調のやさしさはもちろんではあるのですが、先生の簡潔でわかりやすい図解はピカイチです。
元々先生的なお仕事もしているそうです。なるほどそりゃわかりやすいのも当然ですね。
実は「釣りって、学べる」チャンネルは、釣り雑誌社時代から参考にしていたので、もし、釣りの解説をしたいって思ってる人は、ぜひ鑑賞してみてください。
ユーモアの精神を思い出させてくれた「THE CAST(小泉 貴久)」
さて、釣りの解説をしつつ、ユーモアを持たせるにはどうすればいいか。ここで参考になったのはDUELフィールドテスター、小泉 貴久さんの運営している「THE CAST」です。
このチャンネルは、くどくない範囲でクスっと笑えるネタが多く、ドラゴンボールとガンダム、特にアッガイへの愛がすさまじいチャンネルです。
解説のわかりやすさと権威性はもちろん、ブロリーへの熱いリスペクトを感じます。
僕が「ですます調」を崩す文章を書くときは、大体この人の影響です。僕も今後は、アッガイとブロリーへのリスペクトを大切にしようと思います。
まとめ 今後の方針
さて、長々と語ってしまいましたが、いかがでしたでしょうか?
今後も、僕はいいと思ったものを常に取り入れつつ、アジンガーのたまりばを盛り上げていきたいと思っています。
これからも新規記事もたくさん上げようと思ってますし、いずれカブを納車する予定なので、そういったネタも取り入れていこうと思います。
今後もアジンガーの参考になる記事を投稿していきますので、是非ともよろしくお願いいたします。
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