新年あけましておめでとうございます。
このシーズンになると釣り始め、釣り納めという話がちらほらと現れます。かくいう僕も先日釣り納めとして友達と一緒に竿を出しました。一日中釣って何とか1~2匹という釣果としては残念なものでしたが、楽しい時間を過ごせました。
僕の釣果は何とか2匹ですが、アジは0。一方SNSではアジを釣っている猛者たちがちらほら……。僕と同じように悔しいと思っている方もいるでしょう。
しかし、そんなときこそポジティブシンキング。気分を前向きにしなければテンションも続きません。そこで今回は新年企画として、アジが釣れなかったときの言い訳テクニックをご紹介します。
なお、この記事は「今年があと一時間で終わるというタイミングでみんながアジを釣っているということで深夜テンションになったタヌキが殴り書いた内容」なので、アジングでうまくなるテクニックは一切ありません。
「俺は釣り納めでアジ釣ったぜ!」とマウントポジションに立てることで気持ちよくなったり、「うんうん。僕も釣れなかったよ。次頑張ろう」と少しでも落ち込んだ心をプラスにもっていただければ幸いです。
そもそもアジングで年末年始のタイミングって釣れるの?
そもそも論「年末年始のタイミングはアジングが成立するタイミングなのか」という話ですが、釣りずらい時期と言えるでしょう。
海水温低下による低活性。さらに冬場は海水温が外気の影響を受けにくい深場でアジたちは過ごすので、陸からは届かない場所にアジが移動している可能性があるのです。
それでもまったく釣れない、ということもありません。海底で座禅を組んで断食決め込んでいるわけではありませんので、目の前にエサが送られてきたらアジは食べます。
人間でいえば、こたつでヌクヌクしている相手に「外で食べようぜ!」と言ってもなかなか誘いに乗ってきませんが、目の前にみかんを置けばだいたい食います。人間もアジもそういうところは変わりません。
外道しか釣れなかったときの言い訳1 「なんでも「ing」を付ける」
アジが低活性でも他の魚は関係ありません。
例えばメバル。メバルは冬の時期に釣りやすくなる魚の代表。釣り方も非常にアジングに似ているのでアジがいなければメバルが釣れるのも必然と言えるでしょう。
他の魚も同様、アジがいなければ釣れる可能性が高くなります。そのため、この時期はアジ以外が掛かるのも仕方のないことです。
こんなときはとにかく「ing」を付けてみましょう。
「アジは今の時期狙いにくいからメバリングに切り替えたから狙い通り」。ほら、なんか上級者っぽい感じに聞こえてくるでしょう?
他にも、カサゴが釣れたらガジリング。ハゼが釣れたらハゼング。グレなどのルアーで普段狙わない魚が掛かったら強引に「グレイング」と造語を作っちゃいましょう。ちょっと前向きになれるかもしれません。
外道しか釣れなかったときの言い訳2 「釣れたことで満足するしかないじゃないか By遊戯王5D’s 鬼柳京介より」
2008年~2011年放映のアニメ遊戯王5D’s。当然釣りとは全く関係ないカードゲームのお話ですが、こんなところにも釣りでポジティブになるための精神が存在します。
その言葉を残してくれたのは通称満足さんこと鬼柳京介という男。チームサティスファクション。サティスファクションタウン。など、とにかく満足が好きな青年です。
一応闇落ちしたライバルキャラとはなりますが、「満足同盟」「不満足時代」「大満足時代」など、何かとネタに尽きない方で、極めつけは急に現れたと思ったらハーモニカ片手にセリフBGM決めながらクールにやってくる男。それが鬼柳京介です。
そんな鬼柳京介さんのセリフにはこんなものがあります。
「どうやったって、俺たちはサテライトから逃げることは出来ない。
アニメ:遊戯王5D’s 33話より引用
だったら……ここで満足するしかねぇ!」
これを釣りに変換すると「メバルしか釣れないならメバルで満足するしかねぇ!」ということになります。
……まぁそのあと鬼柳さんは「忘れちまったぜ……満足なんて言葉……」と言っちゃうわけですが。それはさておき。釣れる魚がいるなら、その魚で満足し、今を楽しみましょう。
そしていずれ「アジが釣れるまでは、満足できねぇぜ……!」とアジングに出かけましょう。
『釣れないときは、魚が考える時間を与えてくれたと思えばいい』
アジどころかメバルも他の魚も釣れないときはどうすればいいのか?
こういうときの精神を、かの有名な「アーネスト=ヘミングウェイ」が語っています。
『釣れないときは、魚が考える時間を与えてくれたと思えばいい』
アーネスト=ヘミングウェイ
釣れないなら、次釣れるための考える時間をもらったと思いましょう。
またいっそ釣れないならキャストの練習と思ってみるといいかもしれません。
今は釣れなくても、必ずその経験は次に生かされるはず。それが釣りというものです。
まとめ 釣れないときも釣れたときも楽しめ!
相手が生物である以上、ある程度のランダム性があるのは仕方のないことです。
隣の人がめちゃくちゃ釣れている中自分だけが釣れないとしても、たまたま自分の持っていないワームを使っていたり、群れがちょうど自分の位置で途切れているかもしれません。
しかし、運も実力のうち。たとえば「群れがちょうど自分の位置で途切れているかも」という推察は、同時にランガンの大切さも語っています。少し移動したり、キャスト位置を変えるだけでも釣れるかもしれないということです。
大事なのは思考停止にならないこと。次釣るために、今を大切にしましょう。
今年もよろしくね!
よろしく頼むぜ
コメント