SNSが普及した今、釣り場を調べることは簡単なように思えます。
しかし、案外釣り場の情報はなかなか出てきません。ネットで有名な釣り場を調べて、いざ釣り竿片手にやってきても、アジが少ないエリアだったり、情報が古くて釣り禁止になっていたりと散々な結果になることも。
せっかく遠出したのに、一回も釣りができずに帰るのは、やはり悲しいものです。実際、僕も同じような経験があります。いつもの釣り場から意気揚々とやってきたら釣り禁止だったり、釣れる場所がテトラに立つことが前提で装備不足のため釣れなかったり……。
このような痛い思いは釣り人なら皆経験するものですが、なるべくなら避けたいものです。そこで、釣り場探しのポイントをご紹介します。
なぜ出てこない? みんなが釣り場を語りたがらない理由
しかし考えれば不思議なものです。このSNS時代にどうして釣り場が盛り上がらないのでしょう。単純に考えれば釣り人にとっても釣りが盛り上がった方が釣り具業界が盛り上がり、よりいい釣り具が生まれるかもしれません。
しかし、SNSなどで釣り場を公開するのはタブーとされています。
理由は主にマナー問題です。事実SNSやYoutubeが流行った序盤では、釣り場を紹介して盛り上げようとする善意の声が多く上がっていました。
すると悲しいかな、そんな善意は裏目の結果を生むことになります。マナーを守らない残念な人たちが増えて多くの釣り場が釣り禁止となってしまったのです。
そのせいで、釣り人の中ではSNSで釣り場を公開することはタブーとされています。本来みんながマナーを守っていればこんなことになっていないし、タブーなんて言われることもなかった。そのためこれ以上釣り場を潰さないためにもマナーは必ず守って欲しいのです。
さらに、現在コロナ過の影響で釣り人が増えた結果、同時にマナー違反も目立つようになり、釣り禁止場所も異例のスピードで増えていってます。その為、ネットでも情報が追い付いていないのが現状です。特にローカルな情報は案外ネットは遅いものです。
つまりは、よりローカルな情報を手に入れることが、釣り場探しでは重要になるわけです。ネットだけに頼っていてはダメというわけですね。……まぁ、ネットのアジング情報サイト運営者としては耳が痛いところですが……。
釣り場調べは釣具店を利用することが吉
ではローカルな情報を手に入れるためにはどうすればいいか。
一番手軽に、確実な情報を手に入れることができるのは、釣具店です。
釣具店はローカル情報の宝庫です。SNSや個人のブログとは違い、間違えた情報を教えないようにアンテナを張っていますし、そもそも地元の釣り好きが集まって店をやっているわけですから、かなり精度の高い情報を手に入れることができます。
初めて行く場所で釣りをするなら、先に釣具店に相談してみるといいでしょう。釣具店からしても釣り人がいい思いをして、釣りが盛り上がってくれた方が売り上げも伸びるわけですから、まさにWIN-WINというわけです。
さらにローカルな情報はコミュ力が大事
しかし、釣具店の情報がすべてではないのが釣りの面白い所です。
釣りには正解はありません。もちろんアジングも同じです。釣り場の微妙な違いや有効な戦略があるのは間違いありません。
当然、釣り場についてもそうです。同じ釣り場でも少し場所を移しただけで魚の反応やアベレージサイズが違います。当然使うルアーも変わってきます。
何度も同じ釣り場に行けば自分なりの戦略が生まれてきますが、初めての釣り場では無理です。実際、釣り人の中には一つの釣り場を極めて天候や水温などのデータを集めて研究する人もいます。そういう人はその釣り場限定ではありますが、その辺のテスターよりは高い釣果が期待できます。
そう言った人から情報を手に入れるならコミュ力がポイント。相手の気持ちに立ちながら、釣り人の絆を深めて情報を手にしちゃいましょう!
まとめ 大事なのはどん欲な知識欲かも?
いかがでしたか?
人間には個人差があるため、同じ方法で必ず同じ釣果がつかめるとは限りませんが、情報は釣り人の大きな武器です。どん欲に情報を集めることで、釣果を伸ばすきっかけになるでしょう。
新しい釣り場に挑戦するためにも、まずは釣具店から情報を手に入れてみましょう。
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