人間は欲深い生き物で、旅行先だろうがバイクだろうが仕事の後だろうが竿を出したいもの。しかし、その大きな障害となるのは竿です。
収納しても馬鹿でかい存在感を示すロッドはやっぱり邪魔。観光地でアンテナのように竿を持ち歩くわけにもいかないですし、荷物を預けるにしても結局荷物預かり所までは移動が必要だし、地味に億劫です。
そんなあなたはパックロッドはいかがでしょう? 今回はパックロッドの魅力とおすすめ8選をご紹介します。
パックロッドの魅力

パックロッドってどんな人におすすめなの?
パックロッドの魅力は、主に以下の種類に分かれます。
旅行の荷物を減らしたい
旅行は荷物がどうしても多くなるもの。ただでさえキャリーバックに着替えやタオルとか結構詰め詰めになります。
それにルアーケースはともかく釣り竿もとなると、結構いっぱいいっぱいです。さらに帰りはお土産と洗濯物のダブルパンチで荷物はさらに膨らみます。
しかし、ロッドがキャリーバッグに入ってくれれば、荷物は一気に少なくなってくれます。
旅行にパックロッドを持っていくもう一つのメリット
旅行にパックロッドが求めらるもう一つの理由は飛行機です。
飛行機会社にもよるのですが、機内に持ち込むサイズは決められており、ざっくりいうと合計115cm以内(縦・横・高さの和が55cm×40cm×25cm以内)となっています。
荷物として預ける方法もなくはないですが、他の重たい荷物とごっちゃになるため、どうしても破損リスクが発生します。がっちりハードケースと緩衝材でガードするならいいのですが、それはそれでめんどい。
それなら、リュックなどに入るパックロッドの方が手軽で楽に持ち運べるでしょう。

そういえば、メーカーやテスターさんは2ピースロッドを持ち運ぶときは、どうしてるのでしょうか? 日本各地に行ってるから、竿を飛行機で運ぶなんて日常茶飯事ですよね?

事前に宅配便で送るところも多いですが、中には塩ビ管でオリジナルのタックルケースを作ってる人もいましたね。貸出品の場合もあるから、その辺の扱いはかなり慎重です

……とはいえ一般の旅行でまさか塩ビ管を持ち歩くわけにもいかねぇしな。やはり一般的にはハードケースと緩衝材で対応した方がよさそうだ
バイクや自転車、交通機関で移動するから竿が持ちづらい
移動手段が車ならいくらでもロッドを持ち運べます。ですが、バイクや自転車、公共の交通機関だと2ピースロッドを持ち運ぶのは結構めんどくさい。
しかし、リュックに入ってしまうパックロッドだとその心配もありません。
商品にもよりますが、小さいメッセンジャーバッグにすら入っちゃいますからね。マジで。
仕事や学校帰りにちょい釣りをしたい
仕事はもちろん学校だと教科書に体操服に荷物がたくさん。釣り具なんて入る隙間……あるんですねぇ!
そう、パックロッドならね。

そういえばかえかえは最初パックロッドを学校に持ち込んでたよね?

そうだね。体操服と一緒に入れてたよ。ライジャケもちゃんと持って行ってたんだから

……持っていくなら別に構わんが、学業をおろそかにしないようにな
閑話休題 どうしても2ピースロッドを持ちあるきたいなら?

どうしてもパックロッドじゃなくてお気に入りの2ピースロッドを持っていきたい人はどうすればいいの?
車はそんなに困らないでしょうから、バイクや自転車、交通機関で持ち歩く前提で考えると、やはりロッドケースはしっかり選びたいですね。
注意したいのは仕舞寸法が購入予定のロッドケースに対応しているかどうか。アジングロッドなら小さいものでも入りますが、たまに入りきれないものもありますから。

公共の交通機関でもロッドケースはしっかり選んでおこう。むき出しだと破損リスクはもちろん、相手にケガをさせるかもしれねぇからな

飛行機などに預ける場合は、前述した通り衝撃には十分注意し、ハードケースは最低限用意しておきましょう
最近のパックロッドは高性能!

でも、やっぱり2ピースロッドよりは性能は落ちるんですよね?
確かに、まったく性能が堕ちないわけではありません。ですが、近年のパックロッドはものすごく優秀で、ベントカーブもきれいで感度も十分です。
ランガンのしやすさも考えると、結構普段使いでもありです。

ちなみにパックロッドの弱点はどんなのがあるの?

そうですね……ガイドセッティングに制限が発生しがちだったり分割する関係などの理由で、値段の割に微妙に性能が悪いことかな?

まぁこれも当たり前っちゃ当たり前だが、強度が低いのも弱点だな。だが近年はだいぶ改善してきているぜ。また、どうしても2ピースよりはラインナップが少なくなってしまうのもデメリットといえる。複数の釣り共有で使えるタイプも多いから、アジング専用となると微妙に使いづらいものもあるしな
パックロッドは二種類ある
パックロッドには二種類あります。それぞれの違いを解説していきます。
テレスコピック
伸び縮みするタックルが楽しいテレスコピック。お手頃な価格帯のパックロッドだとこのタイプが多いですね。
分割式よりは仕舞寸法が短くなり、パーツが紛失しないのもメリットと言えるでしょう。
しかし、伸び縮みさせる分ガイドを各パーツの先端に設置しないといけないので、どうしても分割式より性能が落ちます。磯竿のように長いなら別にこの方式でも問題ないのですが、ルアーと考える場合は性能低下の影響は否めません。
分割式
アジング用のパックロッドでおすすめしたいのはやはり分割式。
仕舞寸法はある程度長くなるものの、十分高い性能を保つことができます。最近は分割式の中でも仕舞寸法が十分短いものもありますしね。
アジングはロッドの性能で釣果が左右されるといっても過言ではありませんので、アジング用のパックロッドは分割式をおすすめします。
パックロッドおすすめ8選
まとめ パックロッドでどこでもアジングを楽しもう!
いかがでしたか?
パックロッドを持っておけばいろんなタイミングで竿を出せます。何度も釣りに行けるということはスキルアップにもつながると言えます。
チャンスをものにするためにも、パックロッドを手に入れてみてはいかがでしょうか?
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