釣りメーカーのテスターやモニターになるには?

雑談・考察
アジングのテスターになるには?

釣り好きの多くが一度は憧れる「釣り具のテスター」。

自分の釣り経験を発信できる夢のような立場ですが、それなりの努力と準備が必要です。また隠れたデメリットも存在するのです。

今回は「釣りのテスターになるには?」というテーマで、必要なスキルや心構え、具体的な道筋を解説します。

テスターとは何をする人?

まず、テスターとは単なる「釣り好き」ではなく、製品の使用感を正しく伝える役割を担う人です。仕事内容はメーカーやブランドによって異なりますが、主に次のような活動が含まれます。

・新製品の実釣テストとフィードバック
・SNSやブログでの製品紹介
・釣果レポートの提出
・イベントや展示会でのスタッフ活動
・ブランドイメージの向上に貢献する広報的役割

だいふく
だいふく

金をもらったり新商品を誰よりも先に提供もしくは貸し出ししてくれるわけだから、それ相応の対応が求められる。釣具メーカー全体のイメージも伴う責任重大な仕事だぜ。

テスターのメリットとデメリット

メリット

最大のメリットはやはり最新商品を最速且つほぼ無償で使えるということ。

メーカーはテストするアイテムをテスターに提供、もしくはレンタルしてくれます。お高いロッドからルアーの全カラーまで。

テスターによってはメーカーようのルアーケースを準備するほど大量に持ってます。正直羨ましい。

また拡散力については一般人とは比較にならないほどあがります。そりゃメーカーのファンもテスターがどんな理論で釣りに向き合っているか気になるからですね。承認欲求満たされますよ。

デメリット

美穂
美穂

いいこと含めじゃん! テスター最高!

ところが、いいことばかりではないのも現状です。

まずは自分の時間が潰されること。無報酬でも貸し出しや商品提供でメーカーからしてみればお金を失っているのですから、適当にされたらたまったもんじゃありませんので当然っちゃ当然。

さらにメーカー以外の釣具が原則使えないこともデメリット。なんならライフジャケットからシャツまで他メーカーNGなんて指定もあります。

彩夏
彩夏

そ、そんなところまで言われるんですか!?

アタホタヌキ
アタホタヌキ

極端な例ですが、シマノのテスター配信なのにダイワのシャツとライフジャケットで映っちゃうとユーザーからしたら大きな違和感ですからね。

ちなみに、雑誌での掲載の場合、フォトショでメーカーロゴを消したりすることもお仕事です。

だいぶく
だいぶく

最近は末端のメーカーもライフジャケットを出してたりしてるからな。

細かいところはメーカーによって変わるから、詳しくは面接などのタイミングで聞いてみるといいぜ

テスターに求められるスキル

実釣スキル

当然ながら、一定の釣果実績や釣りの知識が必要です。

大会での実績がある人や、地域で名の知れたアングラーは有利です。

発信力

最近はSNS(Instagram、X、YouTubeなど)での発信力が重視されます。フォロワー数よりも、投稿内容の信頼性や影響力が大切です。

近年はこの点を重要視するメーカーが多く、あえて釣り初心者レベルの人を採用するケースもあるようです。それはそれで「初心者でも釣果がアップした」とアピールできますからね。

楓

じゃあ、アタシもテスターになれる?

だいぶく
だいぶく

当然だかあくまで特殊な例だ。そういった採用を毛嫌いするユーザーも多いし、間違った知識を広めるデメリットもあるからな。

アタホタヌキ
アタホタヌキ

ただ、チャンスがまったくないというわけではありません。大事なのは実力を盛るのではなく、正直に自分の釣果を語ることですかね

彩夏
彩夏

そういった正直な人の方が好感持てますしね

コミュニケーション力

企業とのやりとり、ファンや釣り仲間との交流も多くなるため、礼儀や協調性、報告のマメさも重要です。

楓

タヌキはコミュ障だからテスターにはなれないね

アタホタヌキ
アタホタヌキ

余計なお世話……ってか、それなりにコミュニティはあるからね!?

……リア友は少ないけど

テスターになるための具体的ステップ

ステップ1:SNSやブログで発信を始める

まずは自分の釣果や使用感を記録・発信してみましょう。単なる釣果自慢ではなく「どう釣れたか」「どんなタックルを使ったか」を丁寧に書くことが重要です。

ステップ2:メーカー製品を使い続ける

気になるメーカーがあるなら、その製品を実際に使ってみて、ユーザーとしての実績を積むのが近道です。実績や愛用歴があれば説得力も増します。

だいふく
だいふく

無理矢理な誉め殺しはかえってNGだ。ちゃんとその商品の利点を理解して正しくレビューしような

ステップ3:イベントやフィールドテストに参加する

釣具店やメーカー主催の体験会・イベント・大会などに積極的に参加することで、メーカー担当者との接点が生まれます。

実力を示すという意味でも積極的に参加するべきでしょう。

ステップ4:モニター募集に応募する

多くのメーカーが公式サイトやSNSでテスター・モニター募集を行っています。注意深くチェックしてみましょう。

履歴書のような釣り歴や自己PRが求められることもあるため、日頃から自分の活動を記録しておくと有利です。

まとめ テスターは責任感との勝負

テスターになることはゴールではなく、スタートです。

釣りを仕事のように向き合う責任が伴いますが、それ以上に釣りの魅力を伝える楽しさや、仲間とのつながりが得られます。

「釣りが本当に好き」「誰かに伝えたい」

そんな気持ちがあるなら、今日から発信を始めてみましょう。

きっとあなたの釣り人生が一歩前に進むはずです。

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