アジをがっちりキャッチ! フィッシュグリップ(アジばさみ)の選び方とおすすめアイテム

フィッシュグリップ その他アイテム

ウナギほどではありませんが、アジにもぬめりはあり、素手で掴もうとするとぬるっとしていて掴みづらい。

そんなときフィッシュグリップがあれば超便利! うろこを気にせずガシッとアジを確保してくれます。

今回はフィッシュグリップの必要性と選び方、おすすめのフィッシュグリップと一緒にご紹介します。

フィッシュグリップの必要性

美穂
美穂

魚なんてガッと掴んでギュッと握ってればつかめるっしょ!

楓

や、野生児か!?

だいぶく
だいぶく

やれやれ。魚が触れることは結構だが、問題点も把握しておけよ

まず魚を手掴みする場合の最大の問題点は体温です。普段陸地に比べて冷えている海水の中で暮らすアジにとって人間の体温はめちゃくちゃ熱い。焼けるほどではないにしろ、数秒手に持っているだけで急激に弱ってしまいます。

その為、リリース前提なら手で触ることは御法度。最低でも直接触れるときは手をしっかり冷やし、口を持つようにして、胴体は触らないようにしましょう。これは手袋をしている場合も基本は同じです。(体温がうつらないように厚手になっている手袋は別)

また、スズキやカサゴほどではありませんが、アジもなかなか尖っている部分が多い魚です。特に見逃しがちなのが、尻ビレ前方部分。ここがかなり尖っていて刺さると結構痛い。

さらにアジにはゼイゴという特有のウロコがあり、ここがやすりのようになっています。

アジなら危ないところはこのくらいですが、ゴンズイを代表とする触ると非常に危険な毒魚が釣れた時にもフィッシュグリップなどを使い直接つかまないように工夫する必要があります。

だいふく
だいふく

ちなみに、シーバスはエラがめちゃくちゃ鋭く、チヌも結構触ると怪我するところが多い。知識がないうちは魚には触らないようにした方がいいぜ。

フィッシュグリップは大きく分けると二つ。アジングで使われるのは主にアジばさみタイプ

フィッシュグリップには大きく分けて二種類。そのうちアジングで主に使われるのは一種類となります。

アジングで主に使われるフィッシュグリップは、魚の胴体をワニの歯のようなもので挟み固定するアジばさみタイプです。トングや大きなプライヤーのような形をしています。

楓

トングとプライヤーの形かぁ……。違いってあるのかな?

どちらも大きな違いはありませんが、いくつか違いがあります。

手が小さい人におすすめ! トングタイプ

トングタイプのメリットは、手が小さくてもフィットしやすいこと。プライヤータイプははさみと同じ構造のため、どうしても大きく開きたいときはその分大きく手を開かなければいけません。子供や女性の方だとちょっときついかもしれません。

その点トングタイプだと、バネの力でしっかり開いてくれるので、握りやすくつかみやすいことが利点となります。

美穂
美穂

あたしも手が小さいほうだから、助かるかも

アジをしっかりホールド! プライヤータイプ

一方プライヤータイプの利点は、てこの原理により、アジが暴れてもガッチリホールドできること。

アジが多少暴れても問題なくつかめる上に、バネの力で開くわけでもないので、トングよりは比較的軽い力でホールドできます。

楓

釣れたばかりのアジってめっちゃ暴れるから、ホールド感があると助かるよねー。

アジには使えないけど持っておくと案外便利 マウスホールドタイプ

楓

アジングでは使えないっていうもう一つのフィッシュグリップってどんなの?

もう一つのタイプはマウスホールドタイプ。魚の口の部分をはさむタイプ道具ですね。

利点は魚は口を持つ方がダメージが少ないことと、バネの力で締まるため、魚の体重が重ければ重いほどしっかり食い込んでくれることですね。

シーバスはもちろん、大型青物でも掴んでおけるため、中型から大型魚をメインに活躍してくれます。また、ヒラメのように歯が鋭い魚にも使いやすいです。

……が、アジに対してだと口が小さすぎて掴みづらいためあまりおすすめできません。……と誰しも思うでしょう。

ところが、一つ持っておくと結構便利。アジングの場合チビシーバスやヒラメも掛かるため、それらが掛かった時はこっちの方が使いやすいのです。

だいふく
だいふく

まぁ、最悪アジばさみで無理やり胴体や口をつかめばいいんだが、やっぱマウスホールドタイプで掴んでた方が写真写りもいい。一つ忍ばせておくといいぜ

だいふく
だいふく

例外として、アジのような小型魚にも使えるマウスホールドタイプのフィッシュグリップも最近発売されたな。ただ毒魚に対しては使いづらい点もあるため、できればアジばさみタイプを持っておいた方がいいな。

美穂
美穂

じゃあ、そのフィッシュグリップは使えないの?

だいふく
だいふく

そうでもねえさ。”アジにできるだけダメージを与えたくない”というリリース前提の釣りや、アジに歯型もつけたくないというときは重宝するぜ。何より小さくて軽く、邪魔にならないのも利点だな。

携帯方法にも注目してみよう

いつ釣れてもいいようにフィッシュグリップは常に身に着けておきたいもの。そのため、ベルトやタックルボックスにくっつけておける携帯性は、フィッシュグリップの必須項目といってもいいでしょう。

携帯方法は大きく分けて二種類。カラビナタイプとケース付きタイプ。

カラビナタイプは読んで字のごとく、カラビナでベルトなどにつけておくだけなので、軽量なのが大きな利点です。ただし、魚をつかむ部分がむき出しなので、うろこが服についてしまうところがたまにキズ。また、片手でカラビナを外さないといけないので、これがちょっとめんどくさいですね。

ケースタイプは銃でいうところのホルスターがついたタイプ。使いたいときにサッと取り出せるし、服が汚れずらいのが利点です。ただ、フィッシュグリップにプラスしてケースの重量も追加されること、落下防止用のコードやケースがたまに邪魔に感じることも弱点と言えるでしょう。

だいふく
だいふく

腕にフィッシュグリップ機能をつけるための改造手術が、俺のおすすめだぜ

美穂
美穂

それはだいふくししょーだけだって……

フィッシュグリップおすすめ10選

プライヤータイプ

トングタイプ

まとめ メンテナンスもしっかりしておこう!

いかがでしたか?

見逃しがちですが、フィッシュグリップはアジングを楽しむうえで必須級のアイテムといえます。これがないと手返しがめちゃくちゃ悪くなってしまいます。それだけにストレスをあまり感じないアイテムを選びたいところです。

また、数回使っているとうろこやぬめりがついて結構臭い。定期的に洗うように心がけましょう。

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