アジングで現在主力となっているラインはPEとエステル。この二つのラインはリーダーと呼ばれる別の種類のラインが必要となります。
この二つのラインを結ぶ方法としてポピュラーな結び方としてトリプルエイトノットがあります。非常に簡単ですし、現場でパッと結べるので有名なアジンガーもよく使っている結び方。アジング界隈に限定すれば一番使われているリーダー結束方法とも言えます。
今回はトリプルエイトノットの結び方と、メリット、デメリットなどをご紹介します。
トリプルエイトノットの結び方
ラインとリーダーを重ねる。
二つのラインで輪を作る。
輪に人差し指を入れて3回ねじる。
輪に親指を入れて広げ、リーダーの本線とメインラインの端糸をつまみ、そのまま中にくぐらせる。
ゆっくり形を整えるようにしながら締め、リーダーとラインの端糸を数ミリ残してカットする。
絞めるときは唾液などでラインを湿らせておくことだ。端糸を短くしすぎるとほどける原因になるから1~2mm程度は残すようにするんだな。
トリプルエイトノットのメリット
リーダーを結ぶ方法としては比較的簡単で手早く結べることが最大のメリット。
輪を作ってねじって通す。たったこれだけなので誰でも簡単に覚えることができるでしょう。早い人だと10秒以内で結ぶこともできるそうです。(タヌキは不器用すぎて室内でも10秒が限界です)
トリプルエイトノットのデメリット
最大のデメリットは結び目自体はどうしても大きくなるため、ガイド抜けが悪いことです。
ガイド抜けが悪いとは?
ラインの結び目がガイドに引っ掛かりやすいかどうかということ。結び目が大きいと、ガイドのリングと結び目が引っ掛かりやすくなり、キャスティング時に飛距離がでなかったり、穂先がらみなどのライントラブルにつながります。
これを回避するためには、ガイドに結び目を通さないという対策が一般的。ただ、タラシがリーダーの長さ以上必要ということになります。その為短めのリーダーを使う人が多いのです。
ガイド抜けの悪さを気にしないという考え方もありますが、少しでも飛距離が欲しいときには、やはりショートリーダーにするか、FGノットにした方がいいでしょう。
また、簡単といってもアジングで使うラインは非常に細く、端糸とリーダーをつまむ作業がやりにくい人もいます。
タヌキがトリプルエイトノットをアジングのメインとして使わない理由は主にこの二つです。同じことを思った人はFGノットを使う方法。もしくはピッカーズのようなノットを補助してくれる道具を使うことをおすすめします。
まとめ サッと結べるように家で練習しよう
いかがでしたか?
比較的簡単なリーダーの結び方なので覚えるのは簡単です。ただ、いざ現場に経つと忘れてしまう、なんて人もいるでしょう。
なので、事前に家でゆっくりと練習しておくといいですよ。
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