【これヤバイ!】魚にみえないピンクフロロ&THEoneアジングでシーバスが釣り堀状態に!?

ライン・リーダー

「あなたが思っている赤が、他人と同じ色に見えているとは限らない」と思ったことはないでしょうか?

人間は脳の仕組み上、基本的にまったく同じ色を認識しているはずですが、脳には個人差があります。実際、色覚障害というものがあり、脳機能がある特定の色を感知できないというケースがあるそうです。なら健常者も、まったく同じ色を脳が処理していると完全に証明することは難しいでしょう。それこそ人間の魂を他人に入れ替えることができない限り。

当然相手が魚ならなおさらです。魚は人間より色覚が一つ多いとされており、魚がとらえている色は人間とは違います。常に水中にいるため、見えている世界もまったく違います。

逆に言えば、魚を研究し尽くせば魚に見えずらいステルスカラーを作り出すことも可能なのではないか? それを証明したとして売り出しているのが「魚に見えないピンクフロロ」。ただし、前述した通り、魚に魂を移す技術でもない限り、実際に見えないかどうかは証明できません。

我々が証明する方法はただ一つ。実際に使い、釣れるかどうか。釣れるならリーダーの違和感がないと考えることができ、有用性を認めざるを得ないでしょう。

そこで僕は実際に使ってみました。そしたら、とんでもない結果になりました。同時にThe one アジングの有用性も感じることができたため、レビューとして紹介したいと思います。

「魚に見えないピンクフロロ」ってどんな商品?

「魚に見えないピンクフロロ」は、株式会社DUELが発売するフロロカーボンラインです。主にショックリーダーとしてラインナップされています。

魚が感知しやすい特定の波長をカットすることで、魚から見えにくくなっています。ほとんどの魚種は青色と緑色 (440~570nm)※1 の感受性しか持たないことが分かっており、赤色 (600nm以上) に感受性を持っていたのはわずかとされています。

「いや透明にすればもっと見えないのでは?」と思った方もいるかもしれませんが、透明というのは光の乱反射により意外と目立ちます。実際アジングでも、どクリアのワームをよく使います。見えないならあんなもん使い物になりません。

魚に見えないピンクフロロ
本当に見えないのかな?

ならある程度の透明性を確保しつつ、魚の見えない色を追加すれば、より見えないラインが作れる。これが「魚に見えないピンクフロロ」が、透明より見づらいというメカニズムです。

また人の目にはピンク色に見えるため、水中でもラインを見失いにくいわけです。

アジングで使う場合は太さは2~3Lbsあたりがおすすめです。今回は3Lbsを使いました。

実釣開始 まずはエステルのジグ単で様子見

最初に使ったのはエステルにピンクフロロ。当然アジングタックルです。なぜならいつもより風が強めでシーバスが表層で乱舞していたから。シーバスが乱舞していたらアジも食いづらいでしょう。だったらボトム寄りにいるのでは? という発想です。

ジグヘッドは1g。ただ、表層にもいる可能性があったため、念のため5カウントあたりから探りを入れてみます。

そしたらさっそく馬鹿でかいアタリが、40㎝級のシーバスちゃんです。タモがないので上がるか? と思ったが見事にラインブレイク。0.25号のエステルじゃそりゃ切れる。

The ONE アジングの0.4号を巻いたリールに付け替える

そこでエステルから「The ONE アジング」奇しくもDUELから発売されたラインに変更。このラインはクッソ細くてPEの特徴も兼ね備え、さらに水なじみがめちゃくちゃいいことで人気になっています。

ただ、僕は細糸を使う場面ならエステルを使うことが多いため、0.4号と太めのものを使用しています。太糸で水なじみがいいって素敵です。

さて、ジグヘッドを1.5g。アジング用のアミカラーで試してみます。

タケノコメバル

すっぽ抜けるようなアタリが連発。おそらくメバルもいそうですが、口のでかいシーバスの可能性が大。どんどん底にタナを変え、20カウントあたりで27㎝の良型タケノコメバルがガツンと掛かる。

ファイトは楽しかったけど、こりゃどうもアジ狙いは厳しい状況かもしれない。

表層にはベイトフィッシュがうようよ。そのベイトを30~40㎝クラスのシーバスが乱舞して食ってる。その中にはメバルもいる。こういったときは、大抵アジは少ないもんです。特にこの辺りはアジのアベレージが小さい。シーバスが乱舞している状況だと捕食対象になりやすいアジは沖側に潜んでいる可能性があるのです

釣果のためにアイデンティティを捨てるアジンガー。シーバスとメバルの狂喜乱舞

せやったらシーバスもメバルも釣ったろうやないかい!

ということで、メバルプラッギングに変更。目の前で乱舞してんなら釣らなきゃ損です。

「アジンガーのたまりば」のブロガーとしてのアイデンティティ? そんなもん堤防に潜む猫に食わせてしまえ。

最初はアクアウェーブのシャローマジック50。表層を泳いでるベイトが細身だったためこいつで様子見。するとあれよあれよという間にシーバスとメバルの狂喜乱舞。

メバルはルアーと変わらないくらいのチビも掛かります。

実はメバプラにおけるプラグは、必ずしもベイトフィッシュをイミテートするわけではありません。基本的にはプラグが演出するエサは魚ですが、透明度が高く、ラメが強いカラーだとアミなどのプランクトンと思って食いついてくるわけです。

しかも、ワームより浮力が高いため、表層を集中的に狙える特徴があり、ときにはワームよりプランクトンっぽい演出をすることもできます。

しかし、シーバスがよく掛かってくる。投入するたびに釣れるという超高活性モード。ただ、釣れてないアングラーも多く、プラグに変えたのが正解だったこと、そして魚に見えないピンクフロロの威力が出ていることがわかります。

ルアーチェンジはお早めに

タヌキのアジング
ルアーを変えて……。いっくぞー

しかし、何度も投げているうちにアタリがなくなる。表層で跳ねていた魚もだんだん少なくなってきました。ここはランガン……の前にやっておきたいことがあります。

それは、タナの変更。プラグはワームよりレンジキープ能力が高い分、タナの変更に自由が利きません。アタらなくなったら、まずはルアーチェンジです

ということでバスディのミオ JW。シンキングペンシルに変更。同じ表層でもシンペンならスローリトリーブでやや低めのレンジを狙えます。

シーバス

おかげで再び訪れたパーリィナイッ!!

シーバスもメバルも面白いくらい釣れる釣れる。もう投げたら釣れる釣り堀状態。こんなの楽しいに決まってる。

魚に見えないピンクフロロの効果はいうまでもなし!

ただ、それと同時に「The ONE アジング」もすごい。この日風が強く、エステルじゃないと厳しいかなと思える状況でしたが、PEの編み込む方式ではなく単線を用いたことにより、風に流されやすいPEの弱点をカバーしてくれました。ある程度の風ならラインスラッグに気を付けてさえいれば、アタリを逃すことはありません。

普通のPEだと風に流されてしまい、いくつかあたりを逃していたでしょう。実際すっぽ抜ける寸前のものもあり、「The ONE アジング」の超感度も今回の釣果の要因でしょう。

まとめ DUELの最強タッグ「魚の見えないピンクフロロ」「The ONE アジング」でアジングが変わる

結果はシーバス5匹メバル6匹。最初のタケノコメバルを合わせて11匹。ランガンなしの2時間で釣りあげました。

高活性の助けも否定しきれませんが、やはり「魚の見えないピンクフロロ」「The ONE アジング」の影響がでかいことは否定しきれません。実際のアジングでも活躍すること間違いなしです!

今回のMVP

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