先日予約していたティクトの福袋。その名も「ゴールドラッシュ」! 金塊型のパッケージの中に金色のワームにジグヘッドのセット。鉛部分も金色になっているという徹底した内容でアジンガ―の話題をかっさらい、現在X(旧Twitter)で大盛り上がりしています。
しかし、アジンガ―にとって真に大切なのはやはり釣果。金色ってだけなら5円で事足ります。
そこで、今回北九州に浮かぶ猫島こと藍島までやってきました! 本来は楓たちの設定を煮詰めるためにやってきたので、島を一周する予定。しかも日帰りのため、釣りができる時間はたった1時間程度。
しかし、この短時間で驚きの結果になりました。ゴールドカラーの力は果たしてどんな釣果をもたらしたのか見ていきましょう。
ついでに藍島のかわいい猫ちゃんの写真もたくさん乗せておきます。猫島のにゃんこも一緒に楽しみましょう。
封入していた商品を紹介
パッケージは金塊を模したケース。なんか一周回って駄菓子とか入ってそうな雰囲気ですが、中に入ってるのはアジちゃんたちのエサ(偽)です。
ちなみに色はゴールドのみですが、ジグヘッドの重さやワームの種類はランダムです。
アジスタ(ゴールドカラー)1g・1.5g
まずは僕がよく使うジグヘッドでもあるアジスタの1gと1.5gが入ってました。普段1g以下をよく使うのですが、流れが速いところではこの辺りの重さも重宝します。
元々アジスタはハリにゴールドカラーを使っていましたが、オモリも金にすることでどこまで変化が現れるのか楽しみです。
ギョピン(金粉ドットグロー)・フィジットヌード(クレイジーゴールド)
次にギョピンとフィジットヌード。
ギョピンは元々僕もよく使うワームで、独特な反りあがり形状が特徴な微波動ワーム。どっちかというと食いが渋いときに使うタイプですね。ハリ部分をワームで隠すことで違和感を極力消すことが可能です。ベイトフィッシュパターンでも活躍するオススメワームです。
フィジットヌードは凹凸を排除した2.7inとアジングでは長めの極細ストレートワーム。バチパターンやベイトフィッシュパターンではかなり役立ちそうです。ゴールドカラーもいい感じです。
ティクトステッカー
ステッカーは黒枠付きのタイプが封入されていました。早速ワームケースに貼って飾りました。
小型ケース
さらに小型ケースを封入。僕の場合は小型ケースは結構持っていたので二つだと物足りないのですが、最初のうちはスナップやジグヘッドを入れておくのにいいのではないでしょうか?
ちなみにランダムでアタリはがきが封入されているのですが、今回は入っていませんでした……当たった人はおめでとうございます。
ゴールドラッシュセットをリュックに詰めて藍島へGO
さて、では釣行の前に藍島を周りましょう。
元々は釣りをする予定はなく、こっちが本命で、本サイトのキャラクターである「安治平楓」の暮らす島のモデルが藍島なのです。
ま、俺らの島の名前は決まってねぇらしいがな……
……そっちの方が大事な気がするけどね
島民の人口より猫の方が多いと言われるほど猫だらけの島で、最近唯一島にあった小学校が生徒ゼロになり休校しており、ちょっとしたニュースになりました。
この少子化のご時世では致し方ないことかもしれませんが、藍島が魅力的な島であることは変わりないと思いますので、今回資料集めのための写真撮影。そして猫ちゃんと触れ合おうと考えたわけです。
まぁ形から入るタイプってわけだな
島の復興って意味ではうちの島と似ているのかもねー
第一猫ちゃん発見!
島についたら早速猫ちゃんがお出迎え。ほぼ無警戒で近づいてくれました。これはうれしくなりますね。
撫でていいよとばかりにおとなしい白黒猫ちゃん。ただ、フェリーの時間もあり、ぶっちゃけいきなり宿を準備するお金もないため冬の夜空で小雨に打たれながら野宿という割と生死にかかわる状況に陥るので、我慢して移動します。
いくらでも猫をもふれるなんて天国だぁ!
俺の頭ならいくらでも撫でさせてやるぜ
タバコ臭い。オイル臭い。なんか重い。だからヤダ
……サイボーグってのも不便なものだぜ
どこまでもついてきちゃう! 超人懐っこい猫ちゃん
情景撮影メインなので淡々と撮影していく中、二匹目の猫ちゃんが現れました。しかしこの子がめちゃくちゃ人懐っこい。というよりややしつこいレベルです。
というのも、たくみに人の進行方向を遮ることで「このままじゃ蹴っちゃうよ? いいの? そんなことになる前にエサくれた方がいいんじゃない?」と、半分アタリ屋みたいな行動してくるんです。……それももう可愛いんですが。
しかし、現在カバンの中にはおにぎり二つのみ。釣りもしてないから魚もありません。やや強引に離れて撮影を再開します。
ネコちゃんと出会った砂浜から少し離れた伍社宮を撮影していると、先ほどの猫ちゃんがひょっこり……。いや、個性あるなーって思いました。しつこくしてると折れてエサを上げちゃう人がいるんでしょうね。
しつこい女は嫌われるぜ
そうかな? かわいいじゃん
トンネルを抜けると猫だらけでした(トンネル抜ける前も猫だらけ)
猫ちゃんに挨拶しながらも撮影していきます。住宅地近くにトンネルが備え付けられているのですが、その近くにもたくさんの猫ちゃんが。トンネル抜けても抜けなくても猫だらけ。猫好きにはたまらない島ですねー。
猫ちゃん天国だぁーーーー‼
釣具持って釣りをせず、猫を撮りまくるタヌキってのもなかなかシュールだけどな……
写真撮影をしながら島を一周(大荷物背負いながら)
そんな風に堤防や住宅をスマホとハンディカムの二台体制で撮影、双方のバッテリー+モバイルバッテリーの限界まで使ってフェリー乗り場から大きく離れた千畳敷まで一周。しかも釣り道具+三脚などの撮影道具を背負ってです。……正直登山でもしてる気分でした。
……もの好き過ぎない?
暇人なんだろうさ……
……ちょっとうるさい二人は置いておいて、フェリー乗り場に戻りましょうか。
疲労困憊でアジング! 一投目で食ってきた!
そんなこんなでようやく竿出し。できて1時間といった所。ローテーションとかしてる暇はないので、もはや離島パワーとゴールドカラーの集魚力を信じるしかありません。
波は結構落ち着いているので1gのゴールドアジスタ。ギョピンで攻めます。
と思ったら一発目から竿が引き込まれる! この引きは間違いない!
想像通りメバちゃんでした。しかもなかなかのサイズ。島ですくすく育ったからかなかなか引く力も強かったです。
その後もめちゃくちゃアタルものの、妙にハリ掛かりしない。目の前で食っているのになんかアゴにかからない状況。豆アジが来るようなタイミングでもないので正体がわからず攻めていると、上がってきたのはベラちゃんでした。ワームの消耗がやたら激しい理由と、妙にハリ掛かりせずワームの先をショートバイトする理由はこれでしょうね。
こういう時はワームやジグヘッドをさらに小さいものにして正体を確かめるのですが、今回は縛り釣行。まずはフィジットヌードで大型のワームに変更して様子見。しかし予想通りアタリはするもののショートバイトが続く。
アジもひと味違う!
やはりギョピンだと思い、最初の仕掛けに戻して、さらに内湾側を探る。潮通しは悪いものの、捕食活動のメインタイムから外れたアジなら、内湾側で休んでいるのではと予想してみました。
すると、着水後すぐに大きなアタリが!? めっちゃ引くから最初メバルかと思いましたが、アジでした!! まだ30分も経ってないですがデイアジング成功!! タヌキのホームではなかなか見ないナイスサイズでした。(尺はないけど)
まさかのゲスト!? グレイング成立?!
その後アタリは数回あるものの掛からずが続く。大きな移動ができない以上は少しでも近くのポイントを探すしかない。
そこで、堤防から伸びるテトラ群を攻める。テトラにまとわるベイトフィッシュを狙うアジを狙いつつ、あわよくばテトラに隠れるメバルを狙う算段です。要するに釣れりゃなんでもよかろうに変更です。
そうやって攻めていると、心地いいアタリが……ってなんか妙に引く。メバルとも少し違うような……。なんか黒そうだし……。
グレちゃん!?!?
グレ(別名:メジナ、クロ)
主に磯釣りのターゲットとして親しまれている魚で、条件がよければ堤防でも釣れる。そのため藍島の堤防ではグレの釣果はよく聞く話。
一応ルアーでの釣果もありえなくはないが、普通はルアーで狙わない。つまりアジングの外道としてはレア中のレアといえるでしょう。
実際サビキでは割と釣れるので同じエサに模しているルアーで釣れるのはありえなくはないのですが、珍しいものを見せていただきました。アゴが強めの魚だけどしっかり貫通している。この辺はさすがアジスタといったところでしょうか。
じーさんは磯釣りをメインでやっていたな。飼い猫時代に俺が食ってたのは、外道で掛かった小アジだったってわけだ
今ではグレの方が外道か……奇妙なもんだねぇ
猫サイボーグほど奇妙でもねぇさ
……自分で言っちゃうんだ
まとめ やはりネタだけじゃないゴールドカラーの威力
もともと金粉カラーは珍しいわけではなく、結構使われるものではありましたが、今回はその威力を十分に示した例になったと言えるでしょう。
人気な福袋のため売り切れているお店も多いと思いますが、見かけてみたら購入してみましょう。
そして、今回封入されていたワームやジグヘッドは、どれも優秀なものです。興味があったら別カラーでもおすすめですよ。
ちなみにインスタ、X(旧Twitter)で動画版も公開中なのでこちらももしよろしければ見てください。(某機動武闘伝風)
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