コスパ最強!初心者でも釣れるアジングエントリーロッド10選

ロッド

釣りという趣味において最初のハードルとして立ちはだかる価格という問題。特にアジングロッドはリールと違って感度においてかなり重要なポイントとなります。

激安ロッドでもライトゲーム系のロッドであればまったくアジングができないというわけではありませんが、やはりある程度は出しておきたい。

そこで今回はエントリーロッドをこよなく愛する僕が、初心者におすすめなエントリーロッドをご紹介します。

ロッドの選び方を解説

ここで簡単にロッドの選び方を解説しましょう。釣り具に触るのも初めてなビギナーの場合は専門用語も度々出てくるのでそこもかみ砕いて解説していきます。

間違えやすいポイントも同時に解説するので、ぜひこの機会に覚えましょう。

それでも難しいようなら下の記事から入門することをオススメします。

ロッドの長さは6’1”~6’8″ft

アジングの基本となるロッドの長さは6’1″~6’8″ft(フィート)になります。メートルに変換すると大体1.85~2mといったところです。

6.1ftと6’1”ftは全くの別物です。「6’1”ft」「6ft(フィート) 1in(インチ)」という意味です。間違えやすいポイントなので気を付けましょう。

基本的には長いほど重たい仕掛けが飛ばしやすく、短いほど軽い仕掛けが投げやすくなります。そのため潮の速いエリアでは少し長めのロッドでジグヘッドの重さを重めでも使いやすいように調整したりすることもできます。その逆も同じ。

また、最初はどのみちジグ単の釣りを覚えなければいけないという事を考えると、6’1”ftよりさらに短い5ft台の物を使うこともオススメです。ちなみに僕のファーストアジングロッドは5’10”ftでした。

ロッドの硬さはL~UL

アジングでは基本的に柔らかいロッドを使います。そちらの方が軽いジグヘッドを投げやすくなり、アタリを弾きにくくなるからです。

そのため、ロッドの硬さはL~ULを選びましょう。

ただし、メーカーによって微妙な硬さの違いは発生します。その為MLがアジングモデルになることもあります。

有名メーカーのアジングモデルであれば、少なくともメーカーのテストも突破してアジングにオススメできるラインナップになっているはずなので、よくわからないうちはとりあえずメーカーの表記に従うという方法もありです。

よく「パリッとしたロッド」と解説されることがありますが、ここで言う硬さとは別の内容になり、主に穂先のセッティングの事を示しています。

最初はソリッドティップがオススメ

アジンガ―の間ではたまに「ソリッドティップ派」と「チューブラ―ティップ派」で意見が分かれることがあります。

ソリッドティップ:穂先の中身が詰まっているタイプ
チューブラ―ティップ:穂先の中身がなく、筒状になっているタイプ

最終的にどちらがオススメかは個人で分かれるところですが、僕は初心者ならソリッドティップをオススメします。

チューブラ―ティップは反響感度が強く、アタリが手元に伝わりやすくこちらから掛けていくことができる利点があるのですが、反面アタリを弾きやすい。つまりアワセてもうまくハリ掛かりしないことがあるのです。

一方チューブラ―ティップはアタリを弾きにくく、ある程度相手からハリ掛かりしてくれやすいのでおすすめです。

ではメーカー価格順にオススメロッドを紹介していきましょう。

価格破壊級! メガコスパロッドならこれだ!

最低限アジングができる価格帯で選ぶなら、以下の4種類のロッドがオススメです。メーカーならではの特色が出にくいデメリットはありますが、その分1万円近くで購入することができます。

シマノ ルアーマチック ソルト S70UL

ルアーゲームのメガコスパロッドとして名をはせたルアーマチック。ベーシックな内容のモデルで特筆すべき特徴はないものの、シマノの商品でメーカー価格7600円は安すぎです!

全長(ft.)7’0″
全長(m)2.13
継数(本)2
仕舞寸法(cm)109.5
自重(g)80
先径(mm)1.3
ルアーウェイト(g)0.8-12
適合ラインナイロン・フロロ(lb)2-6
適合ラインPE(号)0.3-0.8
リールシート位置(mm)209
カーボン含有率(%)86.1
本体価格(円)7,600円
引用:シマノ

メジャークラフト NEWソルパラ ライトゲーム SPX-S642AJI

ハイコスパが売りのメジャークラフトが提供する激安ロッドといえばソルパラ! 地味に嬉しいポイントが穂先の白ペイント。ナイトゲームが多いアジング、メバリング、しかも感度がどうしても低下しがちな低価格帯ロッドでは目感度の高さはありがたいポイントです。

PRICE
(税込価格)
¥8,500
(¥9,350)
全長(ft)6’4″
継数(pcs)2
ルアー(g)0.6-10
ライン(lb)1-5
PEライン(号)0.1-0.6
アクションEX.F
引用:メジャークラフト

ダイワ アジメバルX 66L-S

癖のない基本に忠実な入門ロッドで、ブランクのバットセクションはカーボンテープでX状に締め上げて強化。細身ながら捻じれに強いアイテム。Kガイドを採用しているので糸がらみが少なく安心です。

全長(m)1.98
継数2
仕舞寸法(cm)103
標準自重(g)70
先径/元径(mm)0.7/9.9
ルアー重量(g)0.5~8
適合ライン ナイロン (lb.)1.5~4
適合ライン PE(号)0.1-0.4
カーボン含有率(%)86
メーカー希望本体価格(円)12,000
引用:ダイワ

この価格帯がオススメ 機能も充実な1万円台

この辺りからメーカーの特色が別れてきます。さらに、数年前ではハイエンドにしか搭載されていなかった技術が巡り巡ってこの価格帯のモデルに搭載されていることが多く、機能的にも十分なモデルばかりとなります。

メジャークラフト 鯵道 1G AD1-S622L

最近発売されたばかりのNEWモデルですが、メーカー価格の時点で12,800円と価格破壊級。アジング専用ロッド「鯵道5G」のDNAを受け継ぎ、「Kガイド」「アジング用のグリップデザイン」などの最強コスパをたたき出しているアイテムです。

PRICE
(税込)
¥12,800
(¥14,080)
全長(ft)6’2″
継数(pcs)2
ルアー(g)0.2-3
ライン(lb)0.8-2.5
PEライン(号)0.1-0.4
標準自重(g)57
アクションEX.F
引用:メジャークラフト

シマノ ソアレBB アジング S64UL-S

ソアレBBの中でもアジングに多い軽量ジグヘッドにマッチさせた専用モデル。この手の価格帯ではベーシックなEVAグリップが多い所、ソアレBBは「ブリッジライクシート」を採用。他にも「ハイパワーX」「CI4+」などの特徴も付け加えたハイコスパモデル。

全長(ft.)6’4″
全長(m)1.93
継ぎ方式逆並継
継数(本)2
仕舞寸法(cm)99
自重(g)59
先径(mm)0.8
ルアーウェイト(g)0.5-12
適合ラインナイロン・フロロ(lb)1-4
適合ラインPE(号)0.1-0.6
グリップタイプセパレート
リールシート位置(mm)210
リールシートタイプDOWNLOCK
カーボン含有率(%)99.5
本体価格(円)15,500円
引用:シマノ

ダイワ 月下美人 アジング 68L-S

ガイド抜けで問題になりがちなトップガイドにSiCガイドを採用。グリップが握りやすく、軽量リグでも飛距離を出しやすいロッドです。僕が一番愛用しているのもこのロッドのショートレングスタイプで、「高密度HVFカーボン」によって、軽量ながら大型ゲストが掛かっても力負けせず引っ張ってこれます。

全長(m)2.03
継数(本)2
仕舞(cm)105
自重(g)63
先径/元径(mm)-(0.7)/9.9
ルアー重量(g)0.5-8
適合ライン ナイロン (lb.)1.5-4
適合ライン PE(号)0.1-0.4
カーボン含有率(%)96
価格(円)16,500
引用:ダイワ

オリムピック コルトUX GCORUS-612UL-HS

オリムピックオリジナルリールシート「OP-01」を採用したNEWロッド。23からの価格高騰がよく指摘されているものの、それでもメーカー価格18200円。自らブランクスメーカーを名乗るだけあって、かなりこだわった仕上がりになっています。

Length(m)1.86
PowerUL
ActionRegular-Fast
Weight(g)59
Close(cm)95.5
Top Dia(mm)0.7
Section(pcs.)2
Lure(g)0-3
Line(lb)MAX2lb
Price(JPY)18,200
引用:オリムピック

アブガルシア ソルティ―スタイルアジング STAS-632MLS-KR

KRガイドコンセプトによる高い感度とリーズナブルな価格帯が売りのロングセラーアジングロッド。メーカー価格が18500円のためこの位置に来ていますが、年数が立っているおかげで、半額近くになっているサイトもあります。

継数2
全長(ft/cm)6’3″/1.91
仕舞(cm)98.5
標準自重(g)91
先径(mm)/元径(mm)0.8/9.5
ルアールアー: 0.4-8g
PEライン(号)0.1~0.8
ライン(lb)1~4
使用材料カーボン98%,グラス2%
パワーML(ミディアムライト)
テーパー/アクションレギュラーファースト
製法ソリッドティップ
メーカー希望本体価格¥18,500
引用:アブガルシア

ちょっと踏み出すならこの価格帯2万円前後

2万円台からは「大企業」「低価格帯重視のメーカー」以外の有名メーカーのエントリーロッドがラインナップされてきます。エントリーロッドの中ではややお高めにはなりますが、大企業には難しいこだわり抜いた性能が多く、その分人気も高いです。

がまかつ 宵姫 爽 S58FL-solid

エントリーモデルでは高めの価格帯ですが、それもそのはず、オールチタンフレームにリングはSiC-Sリング、ダウンロックVSSシート。自重50gという「本当にエントリーモデルか?」と思うほどの超コスパロッドです。これで2万円台は安すぎる!

標準全長(ft/cm)5’8″(173)
希望本体価格(円)22,000
標準自重(g)50
仕舞寸法(cm)91
パワーFL
使用材料(%)カーボン99.5 グラス0.5
継数(本)2
ルアーウエイト(g)0.1~2.5
適正ライン(PE/号)0.1~0.3
適正ライン(ナイロン/lb)0.8~1.5
先径(mm)0.75
グリップ長(mm)190
引用:がまかつ

テイルウォーク アジストSSD 510

エントリーモデルはどうしてもブランクスの性能が落ちるもの。ただし、このアジストSSDについてはなんと最上位モデルの「アジストTZ」とほぼ同等のブランクスを採用しています。上位機種との大きな違いはガイドがステンレス、SiC-Sリングという点のみとなっており、こちらも2万円台で本当にいいのかと疑うほどのアイテムとなっています。

LENGTH(ft.in)5’10”
PIECE2
CLOSED LENGTH(cm)92
ROD WEIGHT(g)65
LURE WEIGHT(g)max 4
LINE WEIGHT(号)0.2-0.4
RETAIL PRICE(JPY)22,000
引用:テイルウォーク

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