アジングにおいて細PEはなくてはならないもの。エステルを普段使っている人でも、遠投リグやプラグ、ベイトアジングだとPEという人が多いですし、触れたことがないという人はいないのではないでしょうか?
そのラインを切断するために必須となるのがラインカッター。ただし、「なんでもいい」と考えてしまう人が多いのもラインカッターです。しかし僕はそうは思いません。実際使ってみると結構変わります。
そこで今回は、最近見つけた超おすすめのラインカッター「ピースパッ!シザース」を紹介し、高性能ラインカッターのすばらしさをお伝えしようかと思います。
なぜ釣り専用ハサミが必要なの?

ラインカッターっていっても要するにハサミでしょ? そんなの100均でいいじゃん
確かに、100均一のものでも全然使えないということはありません。通常のハサミはもちろん、100均の釣り用ラインカッターも悪くありません。最近はPE対応のものも多いです。
ただ、弱点もあります。
一番わかりやすいのがサビに弱いこと。一応サビ止めを使えば再び使えるようになるのですが、腐食した分カシメに隙間ができて切れ味が落ちるし、釣り場にきてサビついたハサミを無理やり使うのは超めんどくさい。
そして、PEだとやや切れ味不足になること。特に細PEは違いが露骨にでます。

え? 細いラインということは、その分切断しやすいのではないですか?
本来はそうです。ただ、細PEにはこんなトラブルが起きるのです。


あー。あるあるだね
PEはそれなりの強度があってしなやか。それだけに刃と刃の間に巻き込まれるだけで切れないということがよくあります。

解決策として、切断するラインをピンと張れば大抵のラインカッターで切断することができるぜ

通常のハサミの場合それでも切断できないことがありますが、ハサミというよりカッターのように片刃に押し付けて滑らせるように使うときれいに切れますよ

そっか。PEは根ズレに弱いという弱点を利用するんだね
とまあ、安いラインカッターでも使えないことはありません。ちゃんと切れます。ちゃんちゃん……と、言うわけにもいきません。
端糸を切るときはラインをピンと張ることも難しくなるし難しい。結局ストレスの種なんですよね。
ラインカッターに必要なこと

じゃあ、専用ラインカッターに必要な要素ってどんなのがあるの?
防サビ性能
アジングのような海釣りは特に必要なサビ対策。少なくともステンレス合金くらいはほしいところですね。
携帯性
大きいハサミだとタックルボックスを圧迫しますし、何より使いづらいです。ピニオンリールやマグネットリリーサーを付けられる穴も必要ですね。
切れ味
当然切れ味も必要な要素。前述した通り、切れ味が足りないとうまく切断できません。
ピースパッ!シザースのヤベェ性能!
素材がすごい! 防サビ、切れ味抜群!
刃の素材はステンレス合金鋼にチタンセラミックコーティングが施されています。サビづらく高高度で切れ味の持ちがいい組み合わせとなっています。

せっかくいいものを買うなら、長持ちできるものを買いたいよな
細糸でも巻き込まない超切れ味! 細糸PE専用設計でノーストレス
驚いたのが切れにくい細糸PEを楽々と切断する切れ味!
前述した通り、この手のラインを切断するならラインをピーンと張っておく必要があるのですが、このハサミの場合はそんな必要もなく、0.2号前後の激細PEでもスパスパ切れます!

実験で上から吊るしたPEラインを普段使っているラインカッターとピースパッ!で切り比べてみたのですが、普段使っている方は全然切れなかったのに対し、ピースパッ!はまるで髪の毛を切るように楽々切断できました。これ、案外すごいことなんです。

これなら端糸を切るときも楽だね!
使いやすさも兼ね備えた携帯性!

携帯性も特筆すべき点。ただ、携帯性が高ければ高いほど指が入りにくかったり、何かと使いづらさが犠牲になるんですよね。
この「ピースパッ!シザース」は使いやすさと携帯性のバランスが抜群! コンパクト且つ使いやすいを体現した設計です。
当然のようにピニオンリール用ホールもついています。僕の場合はマグネットリリーサーをつけてみました。まったく違和感なく使えますよ。
なめらかな使用感
カシメ部分(刃と刃をつなげている支点)に自己潤滑性ピンを採用することで、非常になめらかな使用感を持続することができます。
実際かなりなめらかな使用感で使いやすかったです。
まとめ 今までのラインカッターの中で一番の製品!
いかがでしたか?
この「ピースパッ!シザース」。今まで使ったラインカッターの中ではかなり使いやすい商品でした。
専用設計ゆえに釣り人のことをよく考えた設計なのもありがたいところです。ぜひこの機会にラインカッターを交換してみてはいかがでしょうか?
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