必要? 不要? アジングにおける偏光グラスの選び方とオススメ9選

偏光グラス その他アイテム

ナイトゲームが主体のアジングでは、偏光グラスは少し重要度が低く見られがち。確かに暗闇で偏光グラスをつけるのは、闇に闇を重ねるようなものだから、あまり使う人はいないかもしれません。

ただ、マズメやデイ攻略には偏光レンズはマストアイテムといっていいでしょう。また、ナイトゲームにおいてもまったく必要ないと言い切れません。

今回はそんなアジングにおいての偏光グラスについてお話します。

偏光グラスってサングラスと何が違うの?

サングラスの仕組みは単純で、視界をUVレンズで遮り眩しさを抑制するものです。確かに素晴らしいものですが、光を抑えれば抑えるほど暗くなると言う事でもあります。オシャレで着用するなら別に暗くなってもいいでしょうが、釣りをする以上、ある程度の明るさを確保しなければいけません。

偏光グラスは「必要な明るさを確保しつつ、特定方向からの光だけをシャットアウトする」という効果があります。水面の照り返しなどの視界の邪魔になる光だけをうまくカットしてくれるから、水の中が見えるようになるという事です。

偏光グラスはナイトゲームも変える?

ナイトゲームで偏光グラスが後回しにされがちな理由は、そもそも視界が暗いから。一応常夜灯の光もありますが、どのみち光が足りな過ぎて海の中なんてほとんど見えません。

しかし、だからと言って「アジング=偏光グラスがいらない」と判断するのは早計です。

例えば、たまの休みにデイも含めたアジング釣行を予定した場合。ボトムにある障害物や地形変化というものは、そうそう変わるものではありませんから、当然ナイトゲームでも有利に働くことになります。

ちなみに、主にイカメタルで人気なのですが、イエロー系(ライトブラウン)は夜釣り用として非常に人気があります。イカメタルの場合は夜焚きと言って、強い集魚灯を使用するので、その照り返しを防止する目的があるのですが、アジングでも常夜灯の明かりが強いフィールドでは活躍するかもしれません。

偏光グラスの仕組み

偏光グラスの仕組み
楓

外から見ると真っ暗なのに、実際かけてみると視界がくっきりするって、偏光レンズって不思議!

偏光レンズの仕組みの正体は「偏光フィルム(偏光膜)」と呼ばれるフィルムをはさんでいるから。このフィルムは窓ガラスなどにたまについているブラインドが仕組みとしては近いです。

海面の照り返し反射光や直射日光は人間に対して斜め方向から目に入ってきます。それに対して人間が色やシルエットを認識するための自然光は目に対して直線的に入ってきます。つまりブラインドのようなものを視界を遮らない程度に敷き詰めておけば自然光だけが目に入ってくるからまぶしくない。という理屈です。

もちろんそれだけでは、直接目に入ってくる紫外線は遮れないから、そこは薄い色のサングラスでシャットアウトします。このUVカットレンズと偏光フィルムをサンドイッチして偏光レンズは作られます。

さらにレンズメーカー各社の工夫でさらに防傷フィルムなどを追加されます。簡単ですが偏光レンズ仕組みはこういったものになります。

選ぶべき偏光レンズのカラーは?

偏光レンズには、さまざまなカラーがあります。無論「グリーンがかっけー」と見た目選んでも全然問題ないのですが、機能性で選びたい人もいるでしょう。

特に、アジングの場合前述した通り、昼間よりマズメ、マズメより夜と、光量の少ない時間帯で釣りをする場面が多くなります。その為、やや視認性を重視する選び方が主体になると思います。

オススメはライトブラウン、グリーン系や、オーソドックスな薄灰色系。あまり濃い色は避けるべきかと考えます。

ただし、これはあくまでアジングに限っての考え方です。「昼間はヒラマサ狙うぜ」というパワフルな人たちは、話が別です。一番自分のあったものを選びたい人は、メガネ屋さんに相談するといいでしょう。

偏光グラスの購入方法

偏光グラスの買い方は大きく分けて二択。メガネ専門店それ以外か。

特に普段メガネをしている人はコンタクトをするか、高額な度付きの偏光グラスを選ぶか悩んでる人もいるかもしれません。

そこで、各購入方法と、それぞれの利点を紹介していきましょう。

メガネ専門店で購入

一番無難でおすすめなのは、やはりメガネ専門店での購入です。

特にフレームが自分の骨格に合うかどうかについては、実際に掛けてみるしかありませんし、対応できるレンズならフレームも選び放題なのも嬉しい所。その分数万円はかかるため高額なのは難点ですが。少しでもこだわりたいなら、メガネ専門店一択です。

言うまでもありませんが、度付きの偏光グラスが欲しい場合は、問答無用でメガネ専門店での購入となります。

お手軽に試したいなら釣具店やネット通販もあり

「そんなに高いものは買えない!」と言う人はネット通販や釣具店でもいいでしょう。

ただネット通販で購入する場合は、前述した通り試し掛けができないデメリットが発生します。まぁ大抵の偏光グラスは日本人の骨格の多くに対応するように開発されていますので、そんなに心配する必要はないのですが、「やっぱり不安」という人は、釣具店やメガネ店で購入した方がいいでしょう。

ちなみに僕は釣具店で購入したものを使ってます。

こだわるならやっぱりタレックスの偏光グラス!

TALEX
引用:TALEX公式ページ

釣り×偏光グラス=TALEXと言っても過言ではないほどの人気を誇る偏光グラスメーカー。有名釣り人の大半はTALEXの偏光グラスを使用しています。

人気の理由は「光の空気清浄機」を自称するほどの偏光性能。薄さ0.03mmの雑光®カットフィルターによってストレスとなる光をほとんどシャットアウトしてくれます。

弱点を言うならどうしても値段がお高くなる事。僕の場合は釣りをする場合がどうしても夜がほとんどなことや、収入などの理由で安価な偏光グラスを使ってますが、実際試してみるとやっぱり欲しいですね。

コンタクトつけられないタヌキのために オーバーグラスという選択肢

メガネユーザーで、どうしてもコンタクトがつけられず度付きの偏光レンズは高くて買いきれないという人は、オーバーグラスという手があります。

オーバーグラスとは、メガネの上に偏光グラスをかけられるように作られたものです。

特に愛用のメガネをそのまま使えるのはありがたいですね。ちなみに僕は主にオーバーグラスを使ってます。理由は貧乏性だからです。

まとめ 偏光グラスで新たな世界を見よう!

いかがでしたか?

偏光グラスは釣りの必須アイテムともいわれるほど愛用者の多いアイテム。確かに夜釣りだと恩恵は小さくなるものの、アジンガーにとっても十分必須アイテムといえます。

ぜひこの機会に手に入れてみてはいかがでしょう?

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