僕は何度か「他の釣りの修行のためにアジングを覚えた」と言う意見を聞いたことがあります。
実に的を射た意見だと思います。
アジングは他の釣りにはない魅力がたっぷりですが、他の釣りに繋がるいろんな技術を身につけることもできます。
今回は、他の釣りをメインに考えている人にどんなところがおすすめか、お伝えしようと思います。
感度に対する能力と知識が向上!
一番想像つきやすいメリットが、やはり手の感度の向上でしょう。
アジのアタリは非常に小さく、時にはほとんどわからないものもあります。このアタリという部分については、他の釣りを圧倒する難しさ。
ですが、アタリの量でいえば、アジングは非常に多い。
つまり、難しいアタリを連続で何ども経験することができるわけです。
音ゲーなどでもそうですが、最初難しくて何も叩けない曲も、何度かやってるうちにいつの間にか普通にできるようになる。週一でワンプレイする音ゲーマーより、一日何どもプレイする人のほうが上手くなるのは必然です。アジングも同じというわけです。

アジは食い上げによる手元に来ないアタリもある。難易度が高いけど、アジングのアタリに慣れれば、他の釣りにも活かせるでしょうね
限界突破 大物とのやりとりがうまくなる!
アジングで使うラインは非常に細く、なんだったら髪の毛ほどの強度だったりします。
ぶっちゃけ、僕のようなジムもまともに続かない隠キャタヌキでも、エステルならラインカッターいらずで切れます。
そんなアジングでもたまにかかる大物ゲスト。シーバス、根魚、ヒラメとかラインの限界を超えた相手なんていくらでもきます。
それらにラインを切らせずやりとりするなら、どうすればいいか。ドラグを締めるべきか緩めるべきか。竿は立てるか寝かせるか。どっちに引っ張るべきか。
そして、どうしたらラインが切れるか。
これがわかれば、他の釣りでも必ず活かせます。

タヌキはラインが切れそうな相手がかかったときにどうしてるの?

アジングの場合ドラグは緩めが基本だから、無理に締めず、引っ張らず、一旦流しながら一定の張力を保ちます。これは人間でいえば1kgのダンベルを20分持っていろと言ってるようなもの。余裕だけど疲れますよね? 疲れたら当然疲れにくい方向……魚相手に話を戻せば釣り人側に頭を向けさせるってわけです。
そうしながら相手の正体を引きの感触で推理し、シーバスなら泳ぐ方向に合わせて引く方向をあわせ、より確実に釣り人側に誘導し、ランディングネットで取ります。

ネットがない時はブッコ抜くしかないんだけど、このときは思い切りが重要よ。下手にゆっくり慎重にいけば、かえってラインブレイクを起こすわよ。
かと言って、竿を立てすぎると、今度は穂先が折れるから、注意ね。

他の釣りでもその辺りの技術はかわらないですが、根魚やチヌなら岩場などに潜り込む可能性が高くなるので、多少強引にいく必要性も発生します。深く潜ろうとする相手は竿を立てて頭を上に上げてやりましょう

ただし、無理は禁物だ。ラインブレイクならまだしも、竿が折れたら最悪だ。アジングロッドはとくに細く破損しやすいから、竿を90度以上後に倒さないようにするといいぜ

どうしようもない時はすっぱり諦めることも大切です。僕も巨大エイがかかった時は、とんでもない勢いでラインが出ていき、文字通り手も足も出なかったですから。
キャスティング能力がアップ!
軽いものを投げるのが上手くなれます。
キャスティングは重たいものほど投げやすいもの。
ビッグベイトなどの超大型のルアーは、それはそれでコツが必要ですが、軽いものを投げるよりは遥に簡単で慣れやすいです。
特にバスフィッシングはノーシンカーなどの軽いリグをたくさん使う上に、アジングよりキャストの正確さが常に求められます。

ノーシンカーってオモリがないってことだよね!? 投げられるの!?

ノーシンカーって言っても、バス釣りで使うワームは、アジングのジグ単よりは重いのよ。投げにくいことに変わりないけど、正確性を求めないなら、アジングよりは投げやすいわよ
まとめ どんな経験もつなげたもん勝ち
いかがでしたか?
釣りに限ったことではありませんが、経験とは違うジャンルでも活かせるものです。
元野球選手が、その体力と足腰の強さを活かして倉庫整理をしたり、工場でバリバリ活躍したり、パソコンしか使ったことのない人が、工場の切削機械を上手く扱えたり。
僕だってそうです。手旗信号がある程度わかるとかいう社会に活かせない技術だって、会話に盛り込んでコミュニケーション作りに活かすなんて方法もある。
スキルは自分のアイデア次第。みなさんもいろんなことに発展させてみてはいかがでしょうか?


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